ニュース 電子 作成日:2014年7月1日_記事番号:T00051264
メモリーモジュール大手、威剛科技(Aデータ・テクノロジー)の陳立白董事長は30日、5月以降DRAMが供給不足に陥っている他、NAND型フラッシュメモリーも最近需給がひっ迫しており、価格が約10%上昇していると指摘。例年の需要期に当たる第3四半期には「DRAM、NANDフラッシュとも品不足による値上がりが予想されるばかりか、金があっても買えない状況を迎える」との見通しを示した。1日付工商時報が報じた。
陳董事長によると、DRAMの供給量は良品率が安定しないことを原因として減少傾向にあり、例年の非需要期に当たる第2四半期には1カ月程度となる電子機器OEM(相手先ブランドによる生産)メーカーの在庫水準が、2週間程度まで低下しているという。
こうした中、今年のDRAM価格は例年とは異なる動きを見せており、非需要期にもかかわらず第2四半期も緩やかな上昇を維持。4ギガビット(Gb)DDR3のオファー価格は4.3米ドルまで値上がりしている。短期内にDRAMメーカーの生産能力拡充が見込めないため、下半期も価格の上昇は継続する見通しだ。
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