ニュース 石油・化学 作成日:2014年7月2日_記事番号:T00051289
李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)と折半出資で、米国テキサス州に本部を置く合弁会社の設立を計画している米クレイトン・パフォーマンス・ポリマーズ(KRA)は台北時間の30日、「当社取締役会は同計画について当初の取引条件を株主に提案しないことを検討している」と発表した。双方は当初の契約に基づき、第3四半期までに株主総会を開くなど関連手続きを進める予定だったが、ここへ来て計画が見直される可能性が浮上した。2日付工商時報が報じた。
観測によると、LCYは傘下のゴム事業に関する資産と現金により新たに設立される合弁会社の株式50%を取得することでクレイトンと合意しており、そのうち43%分を資産、7%を現金で取得する方針とされた。しかし、この条件に対し、クレイトンの大株主から反対意見が出されたため、同社は取引条件の見直しについてLCYと再交渉を行う考えのようだ。
LCYは担当者を米国に派遣し、状況の把握に務めているが、既に結んでいる契約の中に違約条項が含まれるため、合弁計画が不成立となった場合でも同社の権益は全て保障されるとしている。
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