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電気湯たんぽ爆発、60代女性が顔に大やけど


ニュース 社会 作成日:2008年1月22日_記事番号:T00005129

電気湯たんぽ爆発、60代女性が顔に大やけど

 
 先月中ごろ、基隆市に住む60代の女性が、電気湯たんぽの爆発により顔や首に大やけどを負い病院に運ばれていたことが分かった。この事件を受け、経済部標準検験局(標検局)は21日、市販されている電気湯たんぽはすべて品質検査を受けていないため、使用を控えるよう通達を発表した。これに対し消費者文教基金会は標検局の職務怠慢だと厳しく非難している。
  
 やけどを負った女性によると、先月中ごろ気温が下がったため、台北県板橋区の商店で新しく購入した電気湯たんぽを使おうとコンセントにつないで化粧台に置いたところ、約3分後に突然女性の目の前で爆発した。爆発により、湯たんぽ内部の液体が飛び散って女性の顔にかかり、顔、首、胸など体の4%に大やけどを負った。
  
 台湾科技大学電機系の蕭弘清助理教授によると、湯たんぽ内に詰められた液体は水ではなく、熱容量の大きい化学合成物質だという。この湯たんぽは液体温度が80度になると自動的にスイッチが切れるようになっていたが、事故を起こした製品はスイッチが故障し、100度を超えても温度が上昇し続け、水蒸気が充満して爆発したとみられる。22日付蘋果日報が伝えた。