ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年7月2日_記事番号:T00051290
能率集団(アビコグループ)は1日、日本の自動車部品製造大手、第一化成ホールディングスの株式49%を取得したと発表した。取得額は10億円。能率集団はハイエンドギアの開発を手掛ける傘下企業と第一化成の技術力、および第一化成のトヨタ自動車やホンダを含む大手自動車メーカーの顧客基盤を生かし受注獲得を狙う。2日付蘋果日報が報じた。
能率集団傘下で共同出資に参加した筐体(きょうたい)メーカー、応華精密科技(AVY)の広報は、自動車メーカーのサプライヤー入りには認証に時間がかかるため、既に日本に顧客を持つ第一化成への出資を決めたと説明した。
能率集団は今後、第一化成が日本とベトナムに持つ生産拠点を活用し、共同で日本の自動車関連の顧客へサービスを提供する方針だ。また自動車市場をさらに開拓すべく、第一化成の自動化生産技術を生かして自社の生産効率を高める他、部品製造だけでなくモジュール化も手掛けられるようにする計画だ。
第一化成は精密プラスチック射出成型、金型技術を持ち、プラスチックと金属の混合型や形状の複雑な部品を製造できる。中国(広東省東莞)やマレーシアにも生産拠点を持つ。
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