ニュース 電子 作成日:2014年7月2日_記事番号:T00051295
2日付経済日報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)の国碁電子(アンビット・マイクロシステムズ)が第4世代移動通信(4G)サービス進出に当たり、中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)製の基地局調達に対する許可を国家通信伝播委員会(NCC)に申請したものの、中国製設備の使用は国家安全に関わるとして審査が長引いていた問題で、鴻海側がこのほど申請を取り下げたことが明らかとなった。
またアンビットは既に調達先をノキアソリューションズ&ネットワークス(NSN)に切り替えて再申請したとみられる。
台湾では既に3大通信キャリアが4Gサービスを開始。さらに新規参入の台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)も7月にサービスをスタートさせる見通しとなる中、アンビットおよび、同社との合併を予定する亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は今後250台の基地局設置、営業免許取得、合併計画へのNCC承認取得が必要となる。
アンビットと亜太電信は既に合併に関する契約を締結しているものの、サービス開始が遅れれば異変が生じる恐れもあるとして、鴻海が態度を軟化させたもようだ。
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