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「次なるアップル」の出現期待、鴻海が若者の創業支援に注力


ニュース 電子 作成日:2014年7月3日_記事番号:T00051319

「次なるアップル」の出現期待、鴻海が若者の創業支援に注力

 鴻海科技集団(フォックスコン)は、グループのさらなる成長を後押しする「次なるアップル」や新たな「キラー製品」の出現を期待し、若者の創業を支援する「青年創業夢想基地」を新竹支社の4階に設置している。同基地では、運営を委託している交通大学産業加速器・特許開発策略センターの指導が受けられる他、思い付いたアイデアを基に鴻海がプロトタイプ製品を製作する「富夢網(Kick2Real)」プラットフォームと連結し、若者の夢の実現を後押しする。3日付経済日報が報じた。


「交通大学YES共同工作空間」では入居団体との人材マッチングも開催した(同スペースリリースより)

 産業加速器・特許開発策略センターの林伯恒副主任によると、現在「青年創業夢想基地」には新興企業7社が入居しており、最終的には台湾産業のイノベーションを加速させる拠点となることを目指している。

 また同基地には今年、経済部中小企業処が進める「新興産業育成加速計画」の下、ハードウエア開発、アプリケーション開発などに興味を持つ創業希望者を対象とした交流スペース「交通大学YES共同工作空間」を新たに設置。既に10団体が入居している。ここでは専門家によるコンサルティングが受けられる他、ベンチャー投資家との交流を持つことができるという。