ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

フェリー利用の中国人観光客、春節前に開放へ


ニュース 運輸 作成日:2008年1月22日_記事番号:T00005133

フェリー利用の中国人観光客、春節前に開放へ


 行政院大陸委員会(陸委会)の陳明通主任委員は21日、現在フェリーによる中国人の台湾観光について検討を進めており、早ければ春節(旧正月)前に開放実施となると語った。実現すれば中国からの観光客にとって、空路に次ぐ第2の交通手段が加わることになる。22日付工商時報が伝えた。

 政府上層部のある関係者によると、中国人観光客の開放は政治問題に左右されるため、総統選前に一気に開放されることはないという。このため、まず国際観光フェリーを利用した第3国経由の方法が採られるようだ。

 この関係者によると、当初は高雄港および基隆港を主として使用し、将来的には台中港も開放する可能性があるという。人数はフェリーの最大収容人数を上限とし、2,000人収容可能な船もあることから、これまでの1日1,000人枠が撤廃されることを意味する。