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食器類の販売増、自炊ブームで


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年7月4日_記事番号:T00051337

食器類の販売増、自炊ブームで

 台湾では近年の健康志向に加え、毎年のように食の安全に関わる事件が発生していることから自炊する家庭が増えており、食品大手、統一企業集団(ユニ・プレジデント)傘下の大手インターネットショッピングサイト「博客来」、喫茶と生活雑貨の複合型店舗「アフタヌーンティー」は調理器具、食器類の販売を伸ばしている。4日付蘋果日報が報じた。

 博客来は、調理器具、食器類販売の年成長率が30%に達し、これに伴い生活雑貨類の売上高も20%成長している。台湾家庭では中華料理や台湾料理が中心のため、同社は東洋風で実用性の高い商品に注力している。

 アフタヌーンティーも、調理器具や食器類の販売を開始して以降、業績が毎年30〜40%成長している。同社の生活雑貨売上高全体のうち、調理器具および食器類が60%以上を占めるという。

 林嘉慧アフタヌーンティー生活雑貨事業経理は、今年は目に見えて景気が好転しており、消費者の購買意欲も向上していると指摘。アフタヌーンティーは雑貨類を含め、今年の売上高で前年比10%増の3億5,000万台湾元(約12億円)突破を目指す。