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NHNプレイアート、電子漫画で台湾進出


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年7月4日_記事番号:T00051338

NHNプレイアート、電子漫画で台湾進出

 スマートデバイス向けにゲームや電子漫画を配信しているNHNプレイアート(本社・東京都渋谷区、稲積憲社長)はこのほど、日本で300万ダウンロードを突破した電子漫画無料配信サービス「comico(コミコ)」を台湾でも開始した。同事業の海外展開は初めて。

 同サービスは毎日更新されるオリジナル漫画が無料で読め、スマートフォンやタブレットパソコンなどのスクロールで簡単に読めるのが特徴。台湾版ではまず、中国語に翻訳した人気の「ReLIFE」「ももくり」など31作品を公開した。

 同社は、日本貿易振興機構(ジェトロ)の調査で、台湾の若者世代(15~34歳)の85.9%が「日本に親しみを感じる」「どちらかというと親しみを感じる」と回答し、その理由に「現代文化・ポップカルチャー」を挙げる人が52%に上ったことから台湾進出を決めたと説明した。

 また、今後台湾でも日本同様の事業を展開するため、100%子会社「台湾玩芸(プレイアート台湾)」を8月に設立する予定で、現在手続き中だ。資本金は1億5,000万台湾元(約5億円)。

 NHNプレイアートは、2013年4月にスマホ用無料通話・メールアプリ「LINE(ライン)」を手掛けるLINE(旧NHNジャパン)からの会社分割によって設立された。