ニュース 食品 作成日:2014年7月4日_記事番号:T00051343
行政院農業委員会(農委会)の統計によると、6月のブロイラー価格が前年同月比12%上昇した他、量販店チェーンによると、9日からの中元節(旧暦7月15日、今年は8月10日)キャンペーンで鶏肉価格は前年同期比20%以上高くなる見通しだ。お供え用に丸ごと1羽購入する場合は約300台湾元(約1,000円)と前年同期比で50元近く高い。4日付中国時報などが報じた。
量販店関係者によると、鶏肉価格上昇は中秋節(旧暦8月15日、今年は9月8日)まで続く見通しだ。台湾では中秋節にバーべキューを楽しむ習慣が広く根付いており、肉製品が例年7~10倍売れる他、今年は3連休でさらに供給不足が予想されるためだ。
食品のネット購入、「2~3割安い」
鶏肉・豚肉をはじめ、物価が軒並み上昇する昨今、仲介業者を通さず2〜3割安く購入できると食品のインターネットショッピング利用が増えている。
ヤフー!奇摩によると、ネット購入の利用は働く女性などに多く、主にパイナップル、マンゴー、ブドウといった果物や魚介類の特産品が人気だ。平均客単価は約1,000元。
網路家庭国際資訊(PCホームオンライン)によると、ネット購入は選択肢が多い上、持ち帰る手間がないことから、中元節用の買い物の主流となっている。PCホームは今年、食品・飲料販売量が前年同期比30%成長すると予測している。
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