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葡萄王、中国・雲南白薬集団と提携


ニュース 医薬 作成日:2014年7月4日_記事番号:T00051346

葡萄王、中国・雲南白薬集団と提携

 「葡萄王」のブランドで保健食品などを製造、販売する葡萄王生技(グレープキング・バイオ)は3日、中国の漢方薬最大手、雲南白薬集団と提携を結んだ。契約期間は3年。両社は今後、共同開発、生産委託、相互の販売ネットワーク利用などで協力する。また早ければ9月に、ダブルブランドによる漢方ドリンク「田七霊芝液」を台湾で発売。来年には中国、東南アジアに販売を拡大する計画だ。4日付工商時報が報じた。


葡萄王の曽盛麟・執行副総経理(右)は、雲南白薬との提携で長期的な成長が見込めると話した(3日=中央社)

 バイオ原料を使った発酵技術に強みを持つ葡萄王と、漢方薬原料に強みを持つ雲南白薬が協力することで新たな製品が生まれる可能性があると注目を集めている。観測によると、両社はドリンク2種、塗り薬、顆粒型製品などの共同開発を進めているとされる。

 このほか葡萄王は、雲南白薬から保健食品を中心とする生産委託を受ける予定だ。これに応じて生産ラインを現在の1交代制から、2〜3交代制に移行し、さらに建設中の第2工場が、2016年末から17年に量産を開始する見通しとなっている。