ニュース 電子 作成日:2014年7月4日_記事番号:T00051347
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が3日発表した第2四半期決算は純利益22億6,000万台湾元(約77億円)となって再び赤字から脱却し、上半期全体でも黒字に転じた。4日付経済日報などが報じた。
HTCの赤字脱却は旗艦機種「HTC One(M8)」販売が好調だったとの声もあるが、UBS証券の謝宗文アナリストは、製品のコスト削減の効果が表れただけで、M8販売は特別良かったわけではないと指摘。スマホ市場ではサムスン電子、中国の小米科技(小米、シャオミ)などが新機種発売を予定している他、アップルの「iPhone6」発売を前に消費者が模様眺めムードを強めており、7月以降のM8販売は月70万台にとどまる可能性があると予想。第2四半期売上高は650億6,000万元と前期比96%の大幅増だったが、第3四半期は25%減収になるとの予想もあり、同社は黒字維持に依然努力が必要と述べた。
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