４日付自由時報によると、９月にも発売が見込まれるアップルのスマートフォン新機種「iPhone6」向けに台郡科技（フレキシウム・インターコネクト）と臻鼎科技控股（ＺＤＴ）が６月末にフレキシブルプリント基板（ＦＰＣ）の少量出荷を開始したもようだ。両社のライバルである日本のフジクラで新工場の稼働に遅れが出ていることから、特に台郡科技が出荷を拡大し、今後６カ月間は大幅に業績が伸びると証券会社は予測している。
証券会社によるとこの他、アップルを顧客とするＦＰＣの嘉聯益科技（キャリア・テクノロジー）、携帯電話用プリント基板（ＰＣＢ）の華通電脳（コンペック・マニュファクチャリング）、ＰＣＢ材料の銅箔基板（ＣＣＬ）大手の台光電子材料（エリート・マテリアル、ＥＭＣ）、ＰＣＢの欣興電子（ユニマイクロン）なども今月から業績が上向くと見込まれている。
