ニュース 電子 作成日:2014年7月4日_記事番号:T00051350
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーはこのほど、今年のタブレットパソコン世界出荷台数予測を前年比4.7%増の2億550万台へと下方修正した。製品の新鮮味が薄れた他、価格競争が落ち着き消費者に模様眺めムードが漂っていることを理由に挙げた。また、大型スマートフォンや、タブレットPCに侵食されて出荷が伸び悩んでいた低価格ノートPCがシェアを奪い返していると分析した。4日付工商時報などが報じた。
邱宇彬・資深研究協理は、業界首位のアップルは下半期に「iPad」のモデルチェンジ版を発表するが、今年は2010年のiPad発売以来初めてマイナス成長に陥り、出荷台数は前年比7.8%減の6,840万台にとどまると予測した。なお、市場シェアは33.3%と前年の37.9%から縮小する見通しだ。
また、低価格のホワイトボックス(白牌。無名、ノーブランド)製品も新興市場での出荷が低迷するため、ゼロ成長との見方を示した。
ただ、華碩電脳(ASUS)は、今年は900万台へと前年の550万台(グーグルとの提携機種「ネクサス7」含まず)から大幅成長を遂げると予測。インテルとの提携でコスト低減が図れ、数多く受注している入札案件などが貢献すると分析した。
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