ニュース 社会 作成日:2014年7月7日_記事番号:T00051358
昨年7月に台湾で初めて誕生したジャイアントパンダの子ども「円仔」(メス)が6日に満1歳の誕生日を迎えた。この日、円仔が暮らす台北市立動物園では、野菜や果物で作ったケーキをプレゼントするなど、誕生日イベントを開催。約3万人の入園者がお祝いに駆け付けた。
円円(左)と円仔(右)。ケーキの一部は隣の展示スペースにいる父親の団団にも届けられた(6日=中央社)
誕生した時は183.4グラム、体長15.5センチメートルと手のひらに乗るほどの大きさだった円仔も現在では34キログラムまでに成長。飼育員によると、人間でいうと5〜6歳に相当し、既に自己主張を行うようになってきているという。
円仔は甘えん坊な性格らしく、飼育員が掃除のために飼育エリアに入ると後を追い掛け回して「遊んでほしい」と訴えるそうだ。時には調子に乗り過ぎて飼育員を引っかいて傷付けることもあるが、そんな時、飼育員はすぐに遊びをやめるようにしているため、今では円仔は「やってはいけないこと」と認識しているという。
誕生日の6日にはまず、中華圏で1歳の誕生日に行われる、将来の職業を占う儀礼「抓周」が実施された。▽画家▽エンジニア▽飛行機の客室乗務員▽医者▽スポーツ選手▽財務コンサルタント▽映画スター▽教師──の各職業を示す札が用意されたスペースに入った円仔は、すぐに画家の札の下にぶら下がった竹筒に前足で触れ、その後、エンジニアの筒にかみつき、最後に教師の筒とじゃれ合った。
その後、ニンジンやリンゴ、パイナップルで作った誕生日ケーキが送られたが、円仔は2〜3度なめた後、おもちゃと勘違いしたのかケーキを押し倒してしまった。この場には母親の円円も同席していたが、母子でケーキを奪い合い、円仔が円円に蹴られるという一幕もあった。
なお円仔は現在、円円と同じおりの中で暮らしているが、早ければ今年末には別々のスペースに移す予定だ。動物園によると、その後、円円はまた発情期に入り、来年にも円仔に弟か妹ができる可能性があるそうだ。
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