ニュース 運輸 作成日:2014年7月7日_記事番号:T00051365
2018年の完成を予定していた桃園国際空港・第3ターミナル建設計画は、同空港の利用者が予想を上回って増加していることから設計の見直しを迫られ、その結果、完成が21年以降にずれ込むことが確定的となった。建設費も従来の600億台湾元から700億元(約2,400億円)に拡大する見通しだ。7日付自由時報が報じた。
空港運営会社、桃園国際機場公司の費鴻鈞総経理は、第3ターミナルの想定利用人数について従来は「30年段階で延べ5,800万人」としていたが、「32年段階で同8,600万人」に変更して見直しを行ったため、完成予定の時期も延期することになったと説明した。
ただ、昨年改修工事が完了した同空港第1ターミナルの旅客処理能力は年間延べ1,500万人、第2ターミナルは同1,700万人となっているが、桃園空港全体の利用者数は昨年は同3,000万人、今年は同3,400万人に達し、現在の処理能力を上回る見通しだ。
こうした中、第2ターミナルの拡張計画が進められており、1年半後には処理能力が延べ2,200万人まで増強される予定だが、それでも旅客数の増加スピードには追い付かないと懸念されている。
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