ニュース 医薬 作成日:2014年7月7日_記事番号:T00051371
台湾製薬業界でがん治療用の「抗体−薬物複合体(ADC)」への投資が相次いでいる。7日付工商時報が伝えた。
ADCとは抗がん剤などを融合させた抗体を指し、抗体は標的細胞まで抗がん剤を運ぶ役割を担う。これまでに30種類のADCが人体臨床試験の段階に入っている。
台湾では中央研究院(中研院)の生物医学科学研究所と細胞・個体生物学研究所、工業技術研究院(工研院)の材料・化工研究所と生医・医材研究所薬物伝輸研究室などが研究に取り組んでいる。
また、新薬メーカーのうち、台湾微脂体(台湾リポソーム、TLC)は今年4月、ベルギーのアブリンクスと提携。台康生技(エアジェニクス)は1億7,000万台湾元(約5億8,000万円)の開発費のうち、経済部から7,100万元の補助を受けた。このほか、晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)、台湾浩鼎生技(OBIファーマ)なども積極的に参入している。
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