ニュース 電子 作成日:2014年7月7日_記事番号:T00051383
市場調査会社、ABIリサーチがこのほど発表した、2014年の全地球航法衛星システム(GNSS)ICメーカーの競争力ランキングで、聯発科技(メディアテック)が初めて世界3位に入った。1位はクアルコム、2位はブロードコム。5日付工商時報が報じた。

GNSSは米GPS(全地球測位システム)の他、ロシアのグロナスや欧州連合(EU)のガリレオなどを含む総称で、GNSSチップはスマートフォンの普及が進む新興国での交流サイト(SNS)におけるチェックイン(位置表示)機能に欠かせない存在となっている。
メディアテックは2013年第1四半期、世界で初めて中国の衛生位置測定システム、北斗衛星導航系統をサポートしたGNSSチップを発表。着脱可能なポータブルカーナビゲーション端末(PND)やデジタルカメラなどに採用され、競争力が非常に高いとABIリサーチは評した。
メディアテックは、ワイヤレスネットワークとGNSSを利用したチェックイン機能や地図サービスの流行に伴い、測位精度の向上や電波のカバー率が求められていると説明。今後より多様なGSNNに対応したチップがスマホやタブレットパソコン、自動車の電子システムに搭載されると指摘した。
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