ニュース 政治 作成日:2014年7月8日_記事番号:T00051389
与党国民党から台北市長選に出馬する連勝文氏は7日、「最も困難な試練は財政問題だ」と述べ、市が保有する資産の証券化、地上権の設定、市営事業を統括する持ち株会社の設立などの財源確保構想を明らかにした。8日付経済日報が伝えた。

連氏は、財政改革に伴うリスクは野党陣営の統一候補である柯文哲氏(54)より熟知していると強調した(7日=中央社)
連氏は「民間資金を公共建設に導入できなければ意味がない」とし、住宅、駐車場、市場からの賃貸収入などの証券化、地上権の設定が可能だとの認識を示した。
持ち株会社については、電子マネー機能付きICカード「悠遊卡(イージーカード)」を発行する悠遊卡公司、台北都市交通システム(MRT)の運営会社、台北大衆捷運(TRTC)を統括し、将来的に株式上場で資金調達を行う構想を示した。
このほか、「最後の手段」として、一等地にある台北市政府の資産価値を有効活用する選択肢にも言及した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722