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最高級マンション帝宝、成約価格が初の下落【表】


ニュース 建設 作成日:2014年7月8日_記事番号:T00051396

最高級マンション帝宝、成約価格が初の下落【表】

 内政部の不動産実売価格登録情報によると、最高級マンションの「宏盛帝宝」(台北市仁愛路)12階の物件が今年3月、1坪当たり270万9,000台湾元(約920万円)で売買されたことが分かった。同マンションの昨年7〜8月の4件の取引では成約額は同275万〜298万元で、実売価格登録制度が2012年8月に導入されて以降、初の価格下落となった。8日付経済日報が報じた。

 不動産仲介大手、台湾房屋智庫の劉怡蓉執行長は、特定エリアの超高級住宅(豪宅)に対する加重課税が今年から行われた結果、買い手に模様眺めムードが広がり、宏盛帝宝の価格も下落し始めたと指摘した。

 また業界関係者は、宏盛帝宝はA〜F棟の6棟から成り、今年3月に売買された物件は建国高架橋に近いB棟で、他棟に比べて人気が低いと説明した。昨年売買された4件のうち、最も制約価格が低かった坪単価275万元も建国高架橋に近いA棟だったという。