ニュース 電子 作成日:2014年7月8日_記事番号:T00051400
8日付経済日報がアップル関連情報サイト「9to5Mac」の報道を基に伝えたところによると、鴻海精密工業は9月にも発売が見込まれるアップルのスマートフォン新機種「iPhone6」の組み立てに、初めて自社製のロボット「Foxbot」を導入するもようだ。鴻海はノーコメントとしたが、仮に事実であれば、iPhone6はロボットで組み立てる世界初のスマホとなる。
9to5Macによると、Foxbotの導入規模は当初1万台で、既に最終段階の動作テストに入っている。1台当たり平均30万台のスマホを生産でき、導入コストは2万〜2万5,000米ドルとされる。同ロボットは数量不足のため、初期は自社の生産ラインのみで使い、他社へは販売しないもようだ。
業界関係者は、鴻海はFoxbotをiPhone組み立ての多くを手掛ける中国・鄭州工場(河南省)に導入するとみている。また、Foxbotは筐体(きょうたい)ねじ止めや部品磨きなどで使われ、細かな組み立て作業などは依然人手に頼る必要があるとしている。
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