市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは、テレビ用液晶パネルは９月まで価格上昇または横ばいが続くと予測した。中国や国際テレビブランドが在庫確保を続行しているためだ。８日付蘋果日報が報じた。
劉陳宏ウィッツビュー研究協理は、中国テレビブランド６社▽四川長虹集団▽海爾集団（ハイアール）▽海信集団（ハイセンスグループ）▽康佳集団（コンカ）▽創維集団（スカイワース）▽ＴＣＬ集団──の在庫水準は5.2週とやや高めだが、▽サムスン電子▽ＬＧエレクトロニクス▽ソニー──は3.5週のため、在庫補充を続ける余地があると指摘した。
さらに、中国ブランドは海外市場シェア拡大に向けて32インチを求める傾向が強く、海外ブランドは48～65インチと、需要が異なると説明した。
