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剣湖山世界、中国人旅行客に期待


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年1月22日_記事番号:T00005141

剣湖山世界、中国人旅行客に期待


 テーマパーク運営を主力とする剣湖山世界、阿里山森林鉄道の運営と周辺開発を手掛ける宏都建設、嘉義県でホテルを経営する童年渡假村の3社は、中国人観光客による阿里山観光需要に期待を寄せている。3社が経営する観光ホテルの客室数は近く約1,400室を超える見通しだ。22日付経済日報が伝えた。

 このうち、剣湖山世界は剣湖山王子飯店、耐斯王子飯店、嘉義農場、松田崗農荘などの宿泊観光施設(計約710室)を運営。宏都建設が50%を出資する宏都阿里山国際は、阿里山森林鉄道沿いに観光ホテル3カ所(合計600室)の建設を計画。童年渡假村も童年渡假飯店(114室)を保有している。

 童年渡假村の陳明賢董事長は、「中国人旅行客による台湾旅行の開放が進めば、客室稼働率は15ポイントの上昇が望める」と指摘した。

 宏都建設は6月に阿里山森林鉄道の運営を引き継ぐほか、5月に北門駅付近にホテルを着工。年内には沼平駅付近にも230室規模のホテルを着工する計画だ。3年以内にホテル3カ所の経営を目指す。