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東森電視、旺旺と富邦の争いか


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年1月22日_記事番号:T00005142

東森電視、旺旺と富邦の争いか


 ケーブルテレビ大手東森電視(ETTV)の第三者割当増資をめぐり、食品大手の旺旺集団による出資が有力となる中、市場では富邦集団も出資機会を狙っているとの観測が流れている。22日付経済日報が伝えた。

 東森電視の筆頭株主の米投資会社カーライル・グループは、旺旺集団が第三者割当増資を単独で引き受けることに同意する覚書を交わしたと報じられていたが、一方でカーライルは富邦集団による東森電視への出資にも強い期待を示しているもようだ。富邦集団による出資が実現すれば、ケーブルテレビ局、金融業、通信業(台湾大哥大)を傘下に収めることになり、相乗効果も高い。

 消息筋によると、富邦集団は50%以上の出資を視野に入れているとされ、カーライルも旺旺、富邦の両陣営と接触を続けている。同紙はカーライルが旺旺より富邦による出資を有力視していると伝えている。