ニュース 医薬 作成日:2014年7月9日_記事番号:T00051425
衛生福利部中央健康保険署(健保署)によると、特定の重大傷病における医療費用の自己負担分を一定期間または終身免除する重大傷病カードを受領した人は昨年末現在で前年末比2.7%増の92万3,396人で、全民健康保険の加入者の3.94%を占めた。重大傷病患者に対する健康保険支出は1,625億台湾元(約5,500億円)で、医療費用総額の28%を占めた。
患者1人当たりの医療費用上位は、血友病(330万5,733元)、長期的な呼吸機器への依存(67万9,033元)、腸切除による静脈経由の栄養投与(49万5,729元)などとなっている。
9日付中国時報によると、健保署は健保給付を節減するため、がん患者向けの重大傷病証明カードの有効期限の短縮を検討し、早ければ来年にも実施する方針だ。しかし、がん患者の支援団体からは、低所得層のがん患者は、費用負担から期限終了後の定期検査が受けられなくなると懸念する声も出ている。
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