ニュース 機械 作成日:2014年7月9日_記事番号:T00051427
工作機械の業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)が発表した6月の機械設備輸出額は19億1,000万米ドルで前年同月比12.7%増だった。世界的な景気回復に伴い、輸出先別では▽ドイツ、41%▽日本、27%▽米国、21%──の伸びを記録した。上半期は101億7,000万米ドルで8.2%増だった。9日付工商時報が報じた。
王正青・TAMI秘書長は、依然として世界経済や景気の先行きが不透明なため、納期3カ月以内の短期的な受注が主体だが、8月までは輸出額が毎月19億米ドル以上を維持する見通しだと説明。通年では1割成長し、200億米ドルに達すると予測した。また機械産業の生産額も初めて1兆台湾元(約3兆4,000億円)の大台に乗るとみられる。
ただ王秘書長は、第2四半期は対米ドルレートが30元以上となり、輸出競争力が削がれたと指摘。中韓自由貿易協定(FTA)が年末にも締結されれば、9割以上の製品がゼロ関税となり、台湾の産業全体が大打撃を受けると危機感を示した。
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