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マスミューチュアル、太平第一大楼を13.9億元で購入


ニュース 建設 作成日:2008年1月22日_記事番号:T00005143

マスミューチュアル、太平第一大楼を13.9億元で購入


 米マスミューチュアル生命保険(三商美邦人寿保険)はこのほど、台北市忠孝東路四段にあるオフィスビル、太平第一大楼の6階を13億9,000万台湾元(約45億5,000万円)で購入した。これにより同社が昨年以降、台北市のオフィスビル購入に投じた資金は47億元に上った。台北市のオフィスビル市場を好感する同社はさらに少なくとも100億元、多ければ500億元の資金を追加投入すると観測されている。22日付経済日報が報じた。

 マスミューチュアルは同物件を購入後、賃貸を行う予定。同社が台湾でオフィスの賃貸を行うのは初めてのこととなる。

 昨年以来、域内不動産市場では地場・外資の生命保険会社が投資の主役となっており、昨年の台湾不動産市場への投資額は少なくとも335億元に上る。新光人寿保険は65億3,700万元、国泰人寿保険は51億6,500万元をそれぞれ投じている。台湾人寿保険は53億7,000万元で国華人寿大楼を、ING安泰人寿保険も84億元で桃園敏盛医院や台中徳安百貨、聯合科技大楼を買収するなど、活発な動きが目立つ。