台湾では夏本番を迎え、うだるような猛暑日が続いている。そんな夏は毎年、冷たい飲み物が手軽に購入できるとしてドリンクスタンドチェーンが書き入れ時を迎える。その飲料チェーンについてこのほど、あるインターネットサイトが調査を行い、人気チェーントップ10のランキングが判明した。

　フェイスブックなどの交流サイト（ＳＮＳ）、新聞メディア、掲示板、ブログなどネット上の情報を基にさまざまな調査を行い、結果を発表しているサイト「デイリー・ビュー・網路温度計」は９日、今年１月７日から７月６日にかけて収集したテイクアウト飲料チェーンに関するコメントなどのデータ数十万件を分析した結果を公表した。

　これによると、調査期間中に最も頻繁に話題となったチェーンは「50嵐」で、話題に上った回数は4,411回と他のチェーンを大きく引き離して首位を獲得した。デイリー・ビューの分析によると、同チェーンは台湾全土に約500店舗を展開しているが、品質管理が厳格なため店舗が変わっても同じ味が楽しめることが消費者の好評を受けているようだ。

　第２位は「清玉（キングティー）」で、話題に上った回数は1,546回。同チェーンは昨年発売した、緑茶やレモン果汁、糖分、氷を「黄金比率」で配合したとうたうレモンティー「翡翠檸檬茶」が爆発的な人気を呼び、各店舗に連日長い行列ができた。

　第３位は「清心福全冷飲站」で話題に上った回数は833回。同チェーンは「茶飲料の味が濃い」との評価を受けており、好みに合う消費者から強い支持を受けているようだ。なお清心福全は唯一、保温性に優れた発泡スチロール製のカップを使用している。

　なお、４位以下は上位から順に▽ＣｏＣｏ都可茶飲▽茶湯会▽天仁茗茶▽英国藍（Stornaway）▽チャタイム日出茶太▽橘子工坊（オレンジティー）▽COMEBUY──という結果となった。