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宝成国際集団、歯科診療に参入


ニュース その他製造 作成日:2008年1月22日_記事番号:T00005145

宝成国際集団、歯科診療に参入


 大手靴メーカーの宝成国際集団は近く、義歯事業拡充の一環として、歯科診療所「宝祥牙医診所」を台中市に本部ビル内に設置する。診療所事業の売上高は小さいが、グループ内で義歯の生産から患者への供給まで一貫して行う体制を確立する。22日付経済日報が伝えた。

 同社は彰化地区に義歯の研究開発(R&D)施設を設け、中国の広東省東莞市で量産する体制を整えている。さらに米国に販売会社「ユーベスト・デンタル・テクノロジー」を設立し、「ターボ・デント・システム(TDS)」のブランドで世界的に販路を拡大している。TDSは義歯の製造過程を完全にコンピューター化したのが特徴だ。

 同社の蔡其瑞総裁は「義歯産業への参入は、靴を生産する際のコンピュータ支援設計(CAD)技術やコンピューター支援製造(CAM)技術を応用したもので、将来性がある」と話している。