ニュース 商業・サービス 作成日:2014年7月10日_記事番号:T00051450
交通部観光局が9日発表した2013年訪台旅行者の消費・動向調査によると、国際観光収入は前年比4.7%増の123億2,200万米ドルで過去最高を更新した。特に中国人旅行者が延べ287万人と11.2%増え、観光収入が初期統計で過去最高の55億3,100万米ドルに上ったことが全体を押し上げた。10日付経済日報が報じた。
観光局は、今年の訪台旅行者数は延べ900万人と昨年の延べ802万人から増加する見通しのため、過去最高を再度更新する可能性が高いと予測した。
ただ一方で訪台旅行者の1日当たりの平均支出額は224.07米ドルと前年比4.4%減だった。国・地域別支出額で首位の日本(265.28米ドル、14.1%減)と2位の中国(259.64米ドル、2.1%減)がそろって減少したことが主因だ。
中国人旅行者の平均支出額が260米ドル割れしたのは初めて。背景には昨年より台湾側が中国人観光ツアーの品質向上を推進し、土産物屋への立ち寄りが減ったことや、中国側も「中華人民共和国旅遊法(中国旅行法)」を改正し、旅行会社に対し、不合理に低価格なツアーや特定の商店での買い物強要および別途料金の発生するオプショナルツアーの実施を禁止したことがある。
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