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記事番号:T00051468
2014年7月10日15:47

 小籠包で有名な上海料理店「点水楼」が、来年初めにも東京・新宿に日本1号店をオープンする。東京には同じく小籠包の有名店「鼎泰豊」が既に6店構える中、日本の消費者に台湾小籠包の新たな魅力を提供する。ここ数年、台湾の有名飲食ブランドが相次いで日本に進出しており、日本でも台湾の美食を楽しめる機会が増えている。10日付経済日報などが報じた。


台北市の点水楼南京店。昼食時や夕食時は満席になることが多い(10日=YSN)

 点水楼は食品大手の南僑集団が2005年から展開するブランドで、小籠包の他、牛肉麺なども有名だ。12年には大手ポータルサイトによる小籠包レストランの人気投票で「鼎泰豊」を下し1位に輝いた。台湾では台北市、桃園県、新竹市に計6店を構えており、新宿店は12年開業の上海店に続く海外2号店となる。

 南僑は新宿5丁目の靖国通り沿いのビル1棟と土地を21億5,000万円で購入した。敷地面積は225.24平方メートル、延べ床面積は1,605.68平方メートルだ。同ビルに点水楼をオープンし、将来的には日本事業本部設置も検討している。ビル購入は、店を長期に経営することを考えれば、新宿のような繁華街では賃貸ではない方が得との判断からだ。

 日本進出を決めた理由について南僑は、点水楼の小籠包が日本で既に一定の知名度があることに加え、今年3月に東京で開催された国際食品展で同店の牛肉入り刀削麺が注目を集めて、日本から初めて冷凍麺の受注を得たことで、味が受け入れられると自信を深めたことを挙げた。

 南僑集団は今後日本での食品販売も視野に入れており、販売量が増えている冷凍麺や麺生地の日本への輸出もさらに伸ばしていく方針だ。

日本に広がる台湾美食

 ここ数年、台湾の有名飲食ブランドによる日本進出が増えている。昨年は7月にタピオカミルクティーの「春水堂」が東京・代官山に、10月に飲料スタンド「チャタイム日出茶太」がつくば市に、パイナップルケーキの「微熱山丘(サニーヒルズ)」が12月に東京・南青山へと進出が相次いだ。今年も4月にマンゴーかき氷の「芒果恰恰(マンゴーチャチャ)」が、東京・原宿に進出している。

 台湾飲食ブランドの日本進出によって、台湾で味わった美食を日本でも楽しめるようになる他、台湾の本店で本場の料理を食べてみたいという旅行客を増やす可能性もある。 

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