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メリダ上半期12%増収、高付加価値戦略が奏功


ニュース その他製造 作成日:2014年7月11日_記事番号:T00051482

メリダ上半期12%増収、高付加価値戦略が奏功

 大手自転車メーカー、美利達工業(メリダ)が10日発表した上半期売上高は124億3,300万台湾元(約420億円)で、前年同期比12.67%増だった。同社は今年からロードバイクチームへの協賛を積極化したことでブランド効果を高めることに成功。鄭文祥メリダ副総経理は、平均単価を押し上げる高付加価値化戦略が奏功し、ロードバイクの売上構成比が拡大したと語った。なお同社の上半期自転車販売台数は114万4,870台で伸び率は1.13%だった。11日付蘋果日報が報じた。

 地域別では、世界の主要市場で軒並み出荷が伸びたが、特に欧州、北米の成長が著しく、売上高はそれぞれ前年同期比25%、26%増えた。

 なお、6月売上高は26億1,700万元で前年同月比26.75%増だった。

 一方、巨大機械工業(ジャイアントMFG)が同日発表した上半期売上高は前年同期比7.91%増の293億2,700万元だった。同社広報担当は、日本、中国、米国、欧州の子会社の販売が前年を上回り、全体を押し上げたと説明した。

 証券会社は、下半期は自転車業界の需要期で、メリダ、ジャイアントの両社とも第3四半期の業績が引き続き好調を維持するとの見方を示した。