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Q1タブレット世界出荷、初の前年割れ


ニュース 電子 作成日:2014年7月11日_記事番号:T00051488

Q1タブレット世界出荷、初の前年割れ

 市場調査会社、ディスプレイサーチの統計によると、第1四半期のタブレットパソコン世界出荷台数は約5,630万台と前年同期の約5,900万台を下回り、初めて前年割れとなった。11日付工商時報が報じた。

 ディスプレイサーチは低迷の要因として、多くの大手ブランドで新製品の発売が遅れたことや、中国などの新興市場における7インチのホワイトボックス(白牌。無名、ノーブランド)の販売不振を挙げた。

 同社は通年の出荷台数予測を前年比14%増の2億8,500万台に下方修正した。過去数年の50%以上の成長率と比べると、2桁成長は維持するものの大幅な成長鈍化と言える。さらに2017年には1桁成長まで落ち込む見通しで、各メーカーはより魅力的な使用方法を生み出さなければ、買い替えサイクルは従来予測より1~2年以上伸びることになると指摘した。

 一方、スマートフォンの大型化に伴い、7~7.9インチのタブレットPC市場が侵食されている。同サイズのシェアは昨年の58%をピークに縮小する見通しで、18年には8~10.9インチ機種が主流になると予測した。