ニュース 電子 作成日:2014年7月14日_記事番号:T00051516
第4世代移動通信(4G)サービスに参入する新興通信キャリア、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)の魏応交董事長は11日、「4Gネットワークの人口カバー率が70〜80%に達するまでサービスを始めない」と発言した。12日付経済日報などが報じた。
魏董事長(右)はサービスの質で大手3社に対抗する考えとみられる(11日=中央社)
魏董事長は、具体的には少なくとも6大県市(台北市、新北市、桃園県、台中市、台南市、高雄市)、および彰化県、雲林県、嘉義県、花蓮県、台東県などでカバー率70〜80%の達成が必要と説明した。大手通信キャリア大手3社は5月末から6月上旬にかけて相次いで4Gサービスを開始しているが、魏董事長は「当社は焦らずに、まずサービスエリアを満足いくまで充実させる」と強調した。
なお、頼弦五同社総経理は10日、同社の4Gの人口カバー率は年内に95%に達するとの見方を示している。
台湾スターは6月の威宝電信(ビボテレコム)買収により、既に台湾全土に6,702基の基地局を擁する。このうち4G基地局は6月末時点で北部169基、中部68基、南部で91基が開通しており、九份(新北市)や日月潭(南投県)、墾丁(屏東県)など台湾の主要観光地36カ所をカバーしている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722