ニュース 電子 作成日:2014年7月14日_記事番号:T00051518
ノートパソコン受託生産の緯創資通(ウィストロン)は、顧客からの需要に対応するため、5億9,900万人民元(約98億円)を投じて中国・重慶工場の拡張を進める計画だ。費用の内訳は土地取得が2億8,800万人民元、生産設備などが3億1,100万人民元。既に重慶両路寸灘保税港区に用地を取得、着工しており、来年にも生産を開始する見通しだ。12日付経済日報が報じた。
ウィストロン重慶工場は中国におけるノートPC生産重要拠点の一つで、これまでは主にヒューレット・パッカード(HP)向けの生産を担ってきたが、最近、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)などからも新規受注を獲得したことから生産能力が不足していると証券会社は指摘している。
なお同社6月のノートPC出荷台数は前月比30万台増の190万台で、上半期合計では約950万台に達している。下半期は前期比5~10%増を見込み、通年目標2,000万台は確実と自信を見せた他、来年の出荷についても楽観的な見方を示した。
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