ニュース 政治 作成日:2014年7月15日_記事番号:T00051529
蒋偉寧教育部長(56)は14日、米学術誌に掲載された研究論文に共著者として名を連ね、論文の不正な審査に関与していた疑惑が強まったことから辞任した。後任が決まるまで陳徳華政務次長が部長代行を務める。
疑惑発覚から4日目での辞任には「遅過ぎる」との批判が出た(14日=中央社)
15日付蘋果日報によると、問題となったのは、屏東教育大学の陳震遠元副教授(36)が震動に関する学術誌「ジャーナル・オブ・バイブレーション・アンド・コントロール」に発表した論文60本。陳元教授は虚偽のアカウントで出版社に登録し、自らの論文の審査に加わるという不正を行っていた疑いが強まり、出版社側は先週、問題の論文の掲載を撤回した。蒋部長は問題の論文のうち少なくとも5本に共著者として名を連ねており、陳元教授の不正に加担した疑いが浮上した。
疑惑について、蒋部長は当初、陳元教授とは面識がないと説明していたが、13日になって「2回会ったことがある」と関係を認めた。
蒋部長は14日の記者会見で「個人の名誉を守る一方、公務の遂行に影響が出ることを避けるため、辞任を決めた」と述べた。
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