ニュース 電子 作成日:2014年7月15日_記事番号:T00051546
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が新たに開発したテレビ用43(42.5)インチパネルが第3四半期中に量産開始を予定する他、韓国の同業大手、LGディスプレイ(LGD)も同サイズ製品の生産に着手する見通しとなっている。42インチ液晶パネルの世界2大メーカーが43インチに注力していることから今後、テレビ用39〜42インチパネル市場に変動をもたらすと予測されている。15日付電子時報が報じた。
43インチパネルは2011年にサムスンディスプレイが開発したものの、技術が未成熟で良品率が向上しなかった上、消費者からの需要も低かったことから生産を中止し、40インチおよび48インチ製品重視へと転じた。
その後、サムスンディスプレイの40インチ製品が市場で優勢となったことから、群創光電(イノラックス)は「新40インチ」と呼ばれる39.5インチ製品を開発。出荷量を大幅に増やしている。こうした中、42インチパネルの出荷に打撃を受けるAUOとLGDは、利益率を考慮した上で43インチ製品を開発し、反撃に出た形だ。
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