ニュース 電子 作成日:2014年7月15日_記事番号:T00051548
家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、華碩電脳(ASUS)は今年日本ノートパソコン市場でシェア5位を守っており、1月の5.7%から6月は12.6%へとシェアがほぼ毎月上昇している。15日付工商時報が報じた。
6月の日本ノートPC市場は、NECが首位でシェア22.8%。以下、▽東芝、15.3%▽富士通、15.0%▽聯想集団(レノボ)、13.1%▽ASUS、12.6%──で、ASUSは1月時点で17ポイントあった2位東芝とのシェア差を2.7ポイントまで縮める躍進ぶりだ。シェア10%以上も4月から3カ月連続となった。
日本市場では、海外PCブランドの販売シェアは3月は29%だったが、4月の消費増税を機に40%前後へと10ポイント上昇した。日本ブランドの平均価格11万1,700円に対し海外ブランドは6万3,600円と価格差が広がっており、背景には日本ブランドが新規格のハードウエアを積極的に採用した結果、部品コストが上昇したこともある。
一方、北米では宏碁(エイサー)が好調だった。米市場調査会社、NPDグループよると、エイサーはグーグルのOS(基本ソフト)「クロームOS」搭載ノートPC「クロームブック」の北米市場で第2四半期、シェア首位に浮上した。同市場への早期参入、および過去3年間に毎年新製品を発売したことがシェア躍進につながった。
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