ニュース 電子 作成日:2014年7月15日_記事番号:T00051549
市場調査会社、ディスプレイサーチの謝勤益・大中華区副総裁はこのほど、液晶パネルは7~8月の受注が依然高水準の見通しで、第3四半期は需要に対し供給が10~20%不足すると予測した。これに伴いさらなる価格上昇が見込め、液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)、友達光電(AUO)は業績向上が見込める。15日付工商時報が報じた。
液晶パネルのうち、ノートパソコン用は今年供給不足が続いており、テレビ用は32、39、40、42インチが不足している状況だ。謝副総裁は、供給不足で価格が上昇していることもあり、川下メーカーが国慶節(建国記念日、10月1日)連休向けだけでなく、米国のクリスマス商戦開始日となるブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日、今年は11月28日)商機に向けた在庫確保を7月に前倒ししていることも需要増を招いていると指摘した。
なお、7月の液晶パネルの価格上昇幅は▽32~42インチの液晶パネルおよび半製品、1米ドル▽46、48、50インチ、1~2米ドル▽モニター用、1~1.5米ドル▽ノートPC用、1~1.3米ドル──で、8月はさらに上昇する見通しだ。
一方、中小型パネルも中国でのスマートフォンの買い替え商機で需要は旺盛だ。7月のスマホ用価格も上昇している。
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