台湾優良蛋品発展協会（TEEDA）によると、鶏卵の卸売価格が１台斤（約600グラム）当たり38台湾元（約130円）と、年初来最高値に迫っている。２週間前は１台斤29元だった。16日付自由時報が報じた。
剪祝平TEEDA理事長は、猛暑が続いて卵用鶏の食欲が落ち、生産量が減少していると指摘した。洗浄・選別済み卸売価格は40元を超えた。小売価格は43～44元に上る。
彰化県、屏東県、嘉義県、台南市などの大型養鶏場では、生産量が減るだけでなく、サイズも小ぶりになっているという。
高雄市蛋鶏聯誼会によると、夏の暑さによる生産量減少は例年１割以下だが、今年は１～２割に上ると指摘した。
