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低温宅配に常温トラック、消保処などが摘発


ニュース 運輸 作成日:2014年7月16日_記事番号:T00051559

低温宅配に常温トラック、消保処などが摘発

 行政院消費者保護処(消保処)などはこのほど、市民からの告発を受け、物流業者11社の輸送トラック15台に停車を求め、低温宅配が適正な環境で行われているか検査したところ、6台で常温トラックを使用しているなどの違反が見つかった。16日付蘋果日報が伝えた。

 今回の検査は、低温宅配を依頼した食品が腐っていたという消費者の苦情を受けて実施された。

 違反が見つかった6台のうち5台は宅配業界2位で東元集団(TECO)系の台湾宅配通(台湾ペリカン便)だった。中にはマイナス18度以下での輸送をうたっていながら、冷凍水ギョーザの輸送に常温トラックを使用し、車内の温度が32.8度に達していたケースもあった。

 検査結果を受け、新北市衛生局は15日、期限付きの改善命令を出した。

 これについて、台湾宅配通の担当者は「常温車両で低温輸送する際には、保冷ケースや保冷バッグに入れて輸送している」と反論した。