ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年7月16日_記事番号:T00051571
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)が出資する中国・福建省漳州市のステンレス工場、福建福欣特殊鋼が8月にフル稼働となる見通しの中、台プラは競争力強化に向けて同工場に5億米ドルの追加投資を行い、冷延ステンレスコイル年産能力40万トンの新工場建設を計画している。董事会での決議後、1〜2年で完成させたい考えだ。16日付工商時報が報じた。
製鋼、熱延、酸洗の工程を擁する同工場は今年正式に稼働し、現在の年産能力は熱延ステンレスコイル72万トンとなっている。中国内需市場を主なターゲットとし、特に高純度な400系ステンレスを使用する厨房設備や自動車用マフラーなどハイエンド製品市場で商機獲得を狙っている。
同工場ではまた、熱延ステンレスコイルの年産能力を144万トンまで引き上げる第2期拡張工事も予定している。
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