ニュース 電子 作成日:2014年7月16日_記事番号:T00051572
通信キャリア5社と電子マネー機能付きICカード「悠遊カード(イージーカード)」を運営する悠遊卡公司が昨年設立した群信行動数位科技は、近距離通信技術(NFC)技術を使った決済サービスを提供するTSM(信託サービス管理)事業者として、今年末にもプラットフォームの提供を開始する計画だ。16日付経済日報が伝えた。
TSM業務の開始により、通信キャリア、金融機関、小売店などが提携し、スマートフォンを使った電子マネー(いわゆるおサイフケータイ)サービスが可能となる。
台湾では昨年時点でNFC機能を搭載した携帯電話端末のユーザーが420万人おり、業界では今年末のTSM業務開始後、来年末時点でNFCによるモバイル決済を利用するユーザーが全体の15%、60万~70万人に達するとみている。
群信行動には▽中華電信▽台湾大哥大(台湾モバイル)▽遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)▽台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)▽亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)──の各社が出資しており、資本金は1億8,000万台湾元(約6億1,000万円)。今後は金融機関などの出資を得て、3億元まで増資を行う計画だ。
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