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タッチパネル材料不足が深刻化、中台メーカーに影響懸念


ニュース 電子 作成日:2014年7月16日_記事番号:T00051577

タッチパネル材料不足が深刻化、中台メーカーに影響懸念

 世界のスマートフォンおよびタブレットパソコンブランドがミドル〜ハイエンド製品の多くでタッチパネルのダイレクトボンディング方式を採用するようになる中、同工程に使用される貼り合わせ用の高透明両面テープ(OCAテープ)の供給不足が依然続いており、台湾や中国のタッチパネルメーカーの出荷に影響が懸念されている。16日付電子時報が報じた。

 業界関係者によると、下半期に新機種の発売が相次ぐスマホ、タブレットPC、ウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)向けにサプライチェーンで部品、部材の在庫積み増し需要が高まる見通しとなる中、OCAテープの主要サプライヤーとなっている日本メーカーのうち、三菱樹脂の生産能力がアップルに押さえられていることから最近、中台タッチパネルメーカーの多くが同材料を十分に調達できていないと伝えられている。

 台湾のタッチパネルメーカー関係者は、日本製OCAテープの在庫が切れた後のことを考慮し、出荷に影響が出ないよう米スリーエム(3M)や韓国LGグループに調達先を切り替えていると語っている。