ニュース 電子 作成日:2014年7月16日_記事番号:T00051578
アップルの次世代スマートフォン、iPhone6の5.5インチ機種はタッチパネルと筐体(きょうたい)の良品率が改善せず、宸鴻集団(TPKホールディング)が受注を取り戻すとの証券会社の見方に対し、TPKは「iPhone6の受注はない」と否定した。5.5インチ機種に筐体を供給するとされる鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)は「特定の顧客についてはコメントできないが、工場の良品率には何の問題もない」と表明した。16日付蘋果日報が報じた。
市場調査会社、ディスプレイサーチは、市場観測によるとiPhone6はサファイア基板をカバーガラスに使用し、タッチパネルの張り合わせに失敗すればパネルメーカーはサファイアガラス60~70米ドル、液晶モジュール50米ドルの損失を被るため、受注したがらないと指摘。サファイア基板のカバーガラス観測は確証が取れていないが、もしアップルがTPKに発注先を変更するならば、TOL(タッチオンレンズ)かOGS(ワンガラスソリューション)技術を採用するとの見方を示した。
一方、欧州の証券会社によると、鴻海精密工業がiPhone6の5.5インチ機種全てと4.7インチ機種の70%を受注しており、5.5インチの筐体は鴻準が全て供給、4.7インチの筐体は鴻準が70%、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が25~30%を供給するという。
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