ニュース 金融 作成日:2014年7月17日_記事番号:T00051591
政府系金融持ち株会社の兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)の経営層は先週、マレーシアの銀行3位のRHBキャピタルに20%出資する計画を見送る判断を下したようだ。17日付経済日報が報じた。
消息筋によると、マレーシア政府は、銀行2位のCIMBグループ・ホールディングスがRHB、マレーシア・ビルディング・ソサエティ(MBSB)傘下の銀行を合併し、公営金融機関を9行から7行に減らす業界再編で、シンガポールのDBSなどに対抗することを検討している。
関係者によると、兆豊金控が当初RHBと協議していた出資比率20%ならば出資規模は420億台湾元(約1,400億円)だが、もし合併後になれば、出資規模は800億元以上に膨らむ。このため、出資見送りを決めた。
兆豊金控の経営層は、海外企業のM&A(合併・買収)は時間との競争だと指摘した。
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