ニュース 石油・化学 作成日:2014年7月17日_記事番号:T00051597
台湾糖業(台糖)はこのほど、南靖製糖工場(嘉義県水上郷)にサトウキビを原料とするバイオエタノール工場を建設する計画の中止を決めた。バイオエタノールをめぐる政策が不透明なことが理由。17日付工商時報が伝えた。
小港製糖工場(高雄市)の陳威東工場長は「関連法規の制定が遅れ、(国民党への)政権交代後は政府の支持が得られず、エネルギー政策が不透明なため、開発中止を決めた」と説明した。
行政院経済建設委員会(経建会)は2007年、化石燃料への依存から脱却するため、バイオエタノール産業の振興を目指す政策を打ち出し、11年までに年産10万キロリットルのバイオエタノールを生産することを目標に掲げた。台糖は当初、30億台湾元(約100億円)投じ、バイオエタノール工場を昨年着工し、来年から販売を開始する計画だった。
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