ニュース 医薬 作成日:2014年7月17日_記事番号:T00051599
永豊餘集団が出資する新薬開発会社、台湾微脂体(台湾リポソーム、TLC)は16日、同社が開発した肝がん新薬「Lipotecan(立普帝康)」の販売ライセンスを世界的大手製薬会社に付与するための交渉が大詰めを迎えていると明らかにした。なお同新薬は特に肝がん罹患(りかん)者の多い中国を主要ターゲットとする方針だ。17日付経済日報が報じた。
TLCによると、Lipotecanは既に中国の国家食品薬品監督管理局(CFDA)から特例措置として公的な手続きの簡素化や省略が認められる、いわゆる「グリーンチャンネル(緑色通道)」の対象とする許可を受けている他、末期肝がんの主要治療薬、「ネクサバール」が効かない患者を対象に中台で第2相臨床試験が進められている。
TLCは「ネクサバールは高価な上に副作用も小さくないが、Lipotecanは3ミリグラムで効果を発揮する上、副作用も極めて小さい」と強調し、「患者には60ミリグラムまで投与可能で、投薬の柔軟性が広がる」と説明した。
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