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ASUS子会社で株価操作疑惑、内部調査開始


ニュース 電子 作成日:2014年7月17日_記事番号:T00051602

ASUS子会社で株価操作疑惑、内部調査開始

 パソコン大手、華碩電脳(ASUS)傘下の祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)で株価操作が行われた疑いが強まり、検察が捜査に着手したことを受け、ASUSは調査小委員会を設け、内部調査を開始した。今月中にも調査を完了する構えだ。17日付蘋果日報が伝えた。

 ASUS経営陣は事態を重く受け止め、沈振来執行長は「メディアが報じるかどうかにかかわらず事態を処理する」と述べた。

 これに先立ち有力週刊誌『壱週刊』は、ASUS幹部からの告発文書に基づき、祥碩の副総経理クラスの幹部が株価操作を行い、同社株の売買で1,000万台湾元(約3,400万円)の利益を上げたと報じていた。

 一方、検察関係者は「現時点で親会社のASUSは事件とは無関係とみられる」と説明した。

 祥碩の株価は今年1月に40元前後で推移していたが、7月7日には228.5元まで急騰。その後、急落していた。