ニュース 電子 作成日:2014年7月17日_記事番号:T00051603
タブレットパソコン出荷が伸び悩む中、マイクロソフト(MS)が先日、99米ドル機種の年内発売を予告し、市場では9インチ以下の機種は価格が3~5%押し下げられるとみられている。早くから99米ドル機種を投入していた宏碁(エイサー)や華碩電脳(ASUS)は、もはや低価格は武器にならず、多機能機種でレッドオーシャン(飽和市場)を回避する構えだ。17日付経済日報などが報じた。
MSは99米ドルのタブレットPC生産を中国の比亜迪(BYD)に委託して低価格を実現するようだ。業界関係者は、今やタブレットPCの新製品を3,000台湾元(約1万円)以下まで下げても意味がないばかりか、もうけなしのビジネスになると悲鳴を上げた。
タブレットPCは新鮮味がすっかり薄れ、低価格化でも買い替えを促進できない状況だ。市場調査会社のウィッツビュー、ディスプレイサーチは今年の出荷予測を初めて下方修正した。アップルのiPadシリーズさえ予測を下回る可能性がある。
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